このブログには、いろいろなバンドの来日公演にまつわる思い出を書いてきましたが、行かなかったことを後悔している来日公演もあります。
特に1989年のSTRYPERは行っておくべき公演でした。
まあ、Youtubeで見ることができるのですが、Youtubeで見たからこそ行かなかったことを後悔しているわけです。
いや～、めちゃめちゃイイじゃないですか！ 行っておけばよかった！
私がSTRYPERを最初に知ったのは、「Music Life」か「Burrn」の記事だったと思います。「クリスチャン・メタル」などという触れ込みでライブで聖書をばらまいている写真を見て、「なんじゃ、これは！？」 で、黄色と黒のストライプのロゴと衣装で「ストライパー」だって（※）・・・ 「阪神かよ！ ダッセー」という感じ。 この時点で私にとってSTRYPERは完全にイロモノとして片付けられ、全く興味ありませんでした。
そして、不幸にも（？）MTV（たぶん）で見てしまったのが、「Calling On You」。これでさらに「やっぱりヘアメタルだったか・・・」 「Always There For You」も見たと思います。 さらに先入観に拍車をかけましたね、アレは。
ただ、どのタイミングだったか忘れてしまったのですが、「Loving You」をラジオで聞き、これが・・・すごく良かったんです。 それでも一度レッテルを貼ってしまったため頑なに「オレは認めないぞ！」ということで深堀りしませんでした。 それがいけなかったんですね。
そんなわけで、1989年にSTRYPERが日本で公演をしていたことすら知りませんでした。
ボーカルが上手い、とは何をもって上手いとするのか定義があるわけではありませんが、今さらながら、私はMichael Sweet（マイケル・スウィート）を最も上手いボーカルだと評価しています。
非常にベタですが、やっぱり「In God We Trust」「Soldiers Under Command」「To Hell With The Devil」がいいです。
※ STRYPER（ストライパー）というバンド名は、イザヤ書53章5の文中の「stripe」という単語に由来するものです。
